Tuesday, December 06, 2016 12:39 PM
名古屋で鳥インフルエンザか 東山動植物園のコクチョウ
名古屋市は6日、同市千種区の東山動植物園で飼育する雄のコクチョウ1羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。今後、1週間かけて鳥取大で確定検査を実施し、結果次第では飼育する鳥の殺処分なども検討するとしている。7日から園内の消毒を始めるとともに鳥を飼育する一部エリアで来園者の立ち入りを制限する。
市によると、6日午後6時15分ごろ、元気がなく投薬していたコクチョウを簡易検査した結果、陽性だった。同日午後8時55分に死んだ。正門そばにある野外の池で飼育しており、野鳥の立ち入りができる場所だった。
同園では、この池でコクチョウ5羽を飼育していた。11月29日に雌1羽が死んだため、30日に残る4羽を検疫室などに隔離。だが12月4日になってさらに雌1羽、6日には今回陽性が出た雄の1羽が相次いで死んだ。雄のコクチョウ以外は全て簡易検査で陰性だった。(共同)
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