Wednesday, December 07, 2016 4:47 PM

真珠湾で攻撃75年式典 大きな節目、生存者高齢化

 旧日本軍がハワイの真珠湾を攻撃してから75年となる7日午前(日本時間8日未明)、犠牲者を追悼し、攻撃を生き延びた米退役軍人をたたえる式典が真珠湾の米海軍施設で開かれた。

 太平洋戦争の火ぶたを切った真珠湾攻撃から大きな節目を迎えた。攻撃を経験した退役軍人も多くが90歳代となり、生存者が参加する節目の式典としては最後になるとの指摘もある。今月下旬にはオバマ大統領と安倍晋三首相が真珠湾を訪問、日米が恩讐を乗り越え強固な同盟関係を築いたことを内外に示す。

 式典は米海軍と国立公園局が主催。犠牲者への黙とうや、攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に設置されたアリゾナ記念館への献花も行われる。(共同)