Thursday, December 08, 2016 6:28 PM
米露外相が停戦協議継続 シリア政権軍が攻撃中断か
ケリー米国務長官は8日、ロシアのラブロフ外相と電話会談し、シリア内戦の激戦地、北部アレッポでの停戦に向けた協議の継続で一致した。ロシアは同国が後ろ盾のアサド政権軍がアレッポでの攻撃を中断したとしているが、米側は未確認だという。
アサド政権軍は7日までに市全域の8割を制圧。米側が支援する反体制派の敗勢が鮮明になっており、最終的なアサド政権退陣を主張してきたオバマ政権は停戦協議で不利な立場に追い込まれている。
米国務省のトルドー報道部長によると、ケリー、ラブロフ両氏は、必要とされる人道支援や市民の安全な避難に向けた停戦枠組みの構築を急ぐことで合意したという。(共同)
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