Friday, December 09, 2016 3:24 PM

安保理決議の履行表明 中国、韓国高官と会談

 韓国外務省の金・朝鮮半島平和交渉本部長は9日、北京を訪問し、中国外務省の武大偉・朝鮮半島問題特別代表と会談した。中国外務省によると、武氏は国連安全保障理事会が採択した新たな北朝鮮制裁決議を完全に履行する方針を示した一方、日米韓などの独自制裁には反対する立場を伝えた。

 武氏はまた、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に反対する立場を重ねて示した。

 韓国の聯合ニュースによると、金氏は決議採択に至るまでの中国の努力を評価し、決議履行において中国が建設的な役割を果たすよう求めた。(共同)