Tuesday, December 13, 2016 10:00 AM
平和条約締結は「困難」 信頼醸成先決とロシア高官
15日のプーチン・ロシア大統領訪日に同行する政権幹部が13日までに共同通信など日本メディアと会見、日露の平和条約締結問題について「(現段階では)困難があり、克服は事実上不可能だ」と指摘し、まず両国関係を発展させ信頼を醸成すべきだと述べた。訪日の際の首脳会談で、安倍晋三首相が目指してきた北方領土問題は立場の隔たりが鮮明になり、大幅な進展が難しい見通しとなった。
会見は匿名を条件にモスクワで行われた。同席したロシア外務省高官は、2013年の安倍氏訪ロの際の共同声明が制裁や日露対話凍結で履行されていないと指摘。同様の政治文書を今回出す計画はないと言明し、新たな合意検討の前に関係を修復し、13年の声明を履行すべきだと述べた。
一方、大統領府は13日、プーチン氏と一部日本メディアとの会見内容を公表。プーチン氏は14年のウクライナ危機で欧米に同調し日本が発動した対ロシア制裁が両国関係発展を阻害していると非難した。日本の4島返還要求については「(平和条約締結後の色丹、歯舞引き渡しを明記した1956年の)日ソ共同宣言の枠を超えている。全く別の話で、別の問題提起だ」と否定的に反応した。(共同)
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