Tuesday, December 13, 2016 4:44 PM

米軍、再発防止へ原因究明 沖縄のオスプレイ不時着

 米国防総省のデービス報道部長は13日、沖縄県沖に米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイ1機が不時着したことについて「二度と起きないように原因究明に努める」と述べた。記者団に語った。

 デービス氏によると、現地時間の午後10時ごろ、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沖の浅瀬に不時着した。搭乗していた乗組員5人は全員救助され、米軍キャンプ・フォスター(同県沖縄市など)の海軍病院に搬送された。オスプレイは当時訓練中だったとみられるが、詳細は不明だとしている。

 日本国内で初のオスプレイによる重大事故で、沖縄県内では安全性への懸念が強まっている。デービス氏は「オスプレイの能力は日本や地域の安全保障に貢献している」と強調した。(共同)