Tuesday, December 13, 2016 6:20 PM

NY原油続伸、52ドル台 1年5カ月ぶり高値

 13日のニューヨーク原油先物相場は小幅ながら4営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)1月渡しが前日比0.15ドル高の1バレル=52.98ドルで取引を終えた。指標銘柄の終値として昨年7月中旬以来、約1年5カ月ぶりの高値。

 国際エネルギー機関(IEA)が月報で、今年の世界の石油需要予測を引き上げ、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国が減産合意を順守すれば来年上半期に供給過剰状態が解消する可能性があるとしたことが相場を支えた。一方、前日までの大幅上昇の反動で利益を確定する売りも出た。(共同)