Wednesday, December 14, 2016 10:04 AM
三菱自ゴーン氏迎え新体制 日産傘下で再生目指す
燃費不正問題に揺れた三菱自動車は14日、新しい経営体制を決めるための臨時株主総会を千葉市の幕張メッセで開催した。総会では日産自動車のカルロス・ゴーン社長や三菱自動車の益子修会長兼社長ら11人の取締役の選任議案が可決された。
三菱自動車は総会後の取締役会で、ゴーン氏が会長に就任し、益子氏が社長として留任する人事を決定した。日産やフランス大手ルノーのトップも兼務するゴーン氏が陣頭指揮をとり、三菱自動車の経営再生を進める。
総会で益子氏は燃費不正に関し「多大な迷惑を掛け、誠に申し訳ございません」と謝罪。今後は日産との提携効果で「収益力をV字回復させる」と強調した。ゴーン氏は「持続可能な成長軌道に乗せる。これまでの経験から成功に導く自信がある」と決意を語った。(共同)
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