Wednesday, December 14, 2016 3:16 PM

米、1年ぶり利上げ 0.25%、景気拡大に対応

 米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を0.25%引き上げることを決めた。利上げは昨年12月以来1年ぶり。景気拡大に対応し、利上げで経済の過熱を防ぐ。日米の金利差が広がり、ドル高円安が加速する可能性が出てきた。来年の利上げペースが今後焦点となる。

 引き上げたのは、銀行同士が資金を貸し借りする際に適用される短期金利の指標フェデラルファンド(FF)金利。誘導目標を年0.50〜0.75%とすることを決め、FOMC終了後に公表した声明に明記した。(共同)