Wednesday, December 14, 2016 4:42 PM

NY円急落、117円台 米利上げで10カ月ぶり安値

 14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=117円台をつけた。2月上旬以来、約10カ月ぶりの円安ドル高水準。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ決定が要因。トランプ次期大統領の経済政策が米景気を後押しするとの見方もドル買いにつながった。

 FRBは14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、約1年ぶりとなる利上げを決定。日米の金利差が拡大するとの思惑から円を売り、ドルを買う動きが加速した。(共同)