US Frontline News

Thursday, December 15, 2016 10:49 AM

つぶやき連発、市民も標的　「サイバーいじめ」指摘も

　閣僚人選から外国政府批判までー。トランプ次期大統領が選挙勝利後もツイッターへの投稿を連発している。自身の政策を批判した一般人に対する中傷まで飛び出す始末で「サイバーいじめ」の指摘も。昼夜を問わないつぶやきに、世界が振り回されている。

　「ひどい仕事ぶりだ」「無駄口をたたくより働いたらどうだ」。インディアナ州の空調設備メーカー「キヤリア」の労働組合代表チャック・ジョーンズ氏への批判の数々をトランプ氏がツイートしたのは8日。

　その数日前にトランプ氏は同社工場の海外移転を中止し、約1000人の雇用を国内に残すことで合意したと発表、「米国内の雇用増」の公約実現を大々的にアピールした。しかし、ジョーンズ氏がテレビ番組で、合意により確保された雇用はもっと少ないと暴露、トランプ氏は激怒してツイートしたらしい。この後、ネットにはジョーンズ氏を非難する言葉があふれ、ジョーンズ氏のもとにはトランプ氏支持者からの脅迫電話もあった。（共同）