Friday, December 16, 2016 10:15 AM

米11月住宅着工、18.7%減 2カ月ぶり減少、市場予想下回る

 米商務省が16日発表した11月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月比18.7%減の109万戸で、2カ月ぶりに減少した。市場予想は123万戸だった。前年同月比は6.9%減。

 10月に件数ベースでリーマン・ショック以前の高水準の134万戸(改定済み)に達した反動から、大きく減少した。特に集合住宅が大きなマイナスとなった。9月の戸数は上回った。

 着工件数の指標となる建設許可件数は前月比4.7%減の120万1000戸。4カ月ぶりのマイナスとなった。市場予想は124万戸だった。前年同月比は6.6%減。(共同)