Friday, December 16, 2016 10:16 AM
オバマ政権、対露報復検討 プーチン氏の情報暴露案も
オバマ大統領は、15日報じられた米メディアとのインタビューで、ロシアが大統領選への干渉目的でサイバー攻撃を仕掛けたとの疑惑について、対抗措置を取ると明言した。攻撃を指示したとされるプーチン大統領の個人情報暴露やハッカーの起訴が浮上したもようだが、米露間のサイバー戦争に発展する危険性もはらみ、いずれの案も抑止効果は未知数だ。
米政府は「国家間の情報戦で手の内を明かすことになる」とサイバー攻撃を仕掛けた外国政府を名指しすることを極力避けてきたが、今年10月にはロシア政府「最高位」が民主党のコンピューターへのハッキングなど一連の攻撃に関与したとの発表に踏み切った。
だが、盗み取られた民主党候補クリントン氏の選対幹部のメールが内部告発サイトに連日暴露されるなど余波は拡大、クリントン陣営はダメージを受けた。(共同)
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