Friday, December 16, 2016 6:22 PM

オバマ氏、対抗措置警告 プーチン氏にサイバーで

 オバマ大統領は16日、ホワイトハウスで記者会見し、大統領選への干渉を狙ったサイバー攻撃について、今年9月に20カ国・地域(G20)首脳会合が開かれた中国でロシアのプーチン大統領に即時停止を要求、「深刻な結果を伴う」と対抗措置を警告したことを明らかにした。

 オバマ氏はまた、「プーチン氏が知らないまま重大事案が実行されることはない」と指摘。一連の攻撃をプーチン氏自ら指示したとの見解を示した。

 今回の大統領選を巡っては、民主党のコンピューターがハッキングされ、流出したメールを内部告発サイト「ウィキリークス」などが暴露。民主党候補クリントン氏に打撃となった。米メディアによると、米情報機関はロシアが共和党トランプ氏の勝利を狙って攻撃を仕掛けたと分析している。(共同)