Monday, December 19, 2016 12:59 PM

対ロシア経済制裁延長を決定 EU、来年7月末まで

 欧州連合(EU)は19日、ウクライナ危機に絡み、来年1月末に期限が切れる本格的な対ロシア経済制裁を同7月末まで半年間延長することを正式に決定した。4回目の延長となる。

 EUは昨年2月のウクライナ政権側と親ロシア派勢力の和平合意を、同勢力の後ろ盾のロシアが完全に履行するまで経済制裁を解除しない方針を取っており、加盟各国は15日のEU首脳会議で延長方針に合意していた。

 EUは2014年7月、欧州での金融取引やエネルギー開発協力、武器取引などを制限する対ロ制裁を決定。ロシア高官らの資産凍結や渡航禁止も続けている。(共同)