Monday, December 19, 2016 4:55 PM

宮崎県、12万羽殺処分開始 高病原性鳥インフル検出

 宮崎県川南町の養鶏場1軒で約100羽の鶏が死んでいるのが見つかり、農林水産省は20日までに、死んだ鶏からH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。県は同日、この養鶏場で飼育している約12万2000羽の殺処分を始めた。

 県によると、養鶏農家から宮崎家畜保健衛生所へ19日午後に「約100羽が死んだ」との通報があった。保健衛生所が死んだ5羽と生きている2羽を簡易検査したところ、いずれも陽性反応が出たため、遺伝子検査を進めた。

 国内では今冬、新潟、青森、北海道の3道県で、家禽から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されている。(共同)