Tuesday, December 20, 2016 10:04 AM

大谷が受賞 日本プロスポーツ大賞

 今年のプロスポーツ界で最も活躍した選手や団体を表彰する日本プロスポーツ大賞に、投打の活躍でプロ野球日本ハムの10年ぶりとなる日本一に貢献した大谷翔平投手が選出され、東京都内で20日、表彰式が行われた。壇上であいさつした大谷は「多くの素晴らしいプロアスリートの中から選ばれ光栄」と喜びを語った。

 大谷は投手として10勝4敗、防御率1・86の成績を挙げ、打者としても22本塁打を放つなどパ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。クライマックスシリーズ(CS)ではプロ野球最速となる球速165キロを連発してファンを魅了した。「自分がどの程度プロスポーツに貢献できたかは分からないが、今後とも一生懸命頑張りたい」と表情を引き締めた。

 殊勲賞は日本ハムと、25年ぶりにセ・リーグを制した広島が受賞し、最高新人賞にはパ・リーグの新人王にも選ばれた日本ハムの高梨裕稔投手が選出された。功労賞には、大相撲の秋場所で全勝優勝を果たした大関豪栄道らが名を連ねた。(共同)