Tuesday, December 20, 2016 12:05 PM

米、特別回線でロシアに警告 サイバー攻撃「戦争行為」

 NBCテレビは20日までに、ロシアが米大統領選への干渉を狙いサイバー攻撃を仕掛けた疑惑で、オバマ政権が投開票を控えた10月末に「赤い電話」と呼ばれる米露間の特別回線でロシア側に、サイバー空間での行為に「武力紛争関連法が適用される」と警告したと報じた。

 米政府高官の話としている。オバマ政権が緊急時にのみ用いられる2国間の特別回線を使用したのは初めてで、11月8日の投票日に新たな攻撃があった場合は「戦争行為」とみなすとの強いメッセージを伝える狙いがあったという。

 特別回線での会話が、オバマ大統領とプーチン大統領の間で交わされたかは不明。(共同)