Wednesday, December 21, 2016 10:36 AM

捜査当局、チュニジア人の男追う 独テロ、「イスラム国」と関係か

 ドイツの首都ベルリンのクリスマスマーケット(市場)にトラックが突っ込んで12人が死亡、48人が重軽傷を負ったテロで、同国のメディアは21日、トラックの運転席の下からチュニジア人の20代の男の身分証明書が見つかり、警察が容疑者としてこの人物の行方を追っていると報じた。

 南ドイツ新聞(電子版)は、男がドイツ在住の過激派組織「イスラム国」(IS)関係者と接触があったと報じた。ISは20日、系列ニュースサイトを通じ、事件は「イスラム国の戦士」が実行したと主張し、事実上の犯行声明を公表。テロとISが関係している可能性が強まった。(共同)