Tuesday, July 05, 2016 11:16 AM

NY花火大会、厳戒態勢 テロ頻発で警官5000人超

 トルコやバングラデシュなど世界各地でテロが相次ぐ中、独立記念日を迎えた米国のニューヨークで4日、毎年恒例の花火大会が開かれ、地元メディアによると市警はテロ対策チームを投入したほか、過去最大規模となる警官5000人以上を配置して厳戒態勢を敷いた。

 会場となったイースト川沿いには、100万人を超える見物客らが詰め掛けた。市警はヘリコプターや警備艇、爆発物探知犬を配備し、見物場所の検問所では来場者の手荷物検査を行った。ライフルを手にした重武装の警官の姿も見られた。放射性物質を探知するチームも警戒に当たった。

 デブラシオ市長は、花火打ち上げに先立ち「市警が花火大会を統制しているので安心してほしい」と市民に呼び掛けた。(共同)