Thursday, December 22, 2016 12:41 PM

米11月個人消費、0.2%増 物価上昇足踏み

 米商務省が22日発表した11月の個人所得・消費統計(季節調整済み)によると、個人消費支出は前月比0.2%増だった。市場予想の0.3%増を下回った。個人所得は前月比横ばいだった。前月までは8カ月連続で増加していた。市場予想は0.3%増だった。

 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で1.4%上昇。前月までは3カ月連続で上昇率が拡大していたが、足踏み状態となった。FRBが目標とする2%を引き続き下回った。

 個人消費は10月の数字が前月比0.4%増へと下方修正された。ただ国内総生産(GDP)の約7割を占めるといわれる個人消費は依然として堅調といえる。(共同)