Friday, December 23, 2016 9:51 AM

ヒトへの感染リスク低い 鳥インフルエンザ拡大でWHO

 世界保健機関(WHO)は22日、日本、韓国などで感染が広がっている高病原性鳥インフルエンザウイルスについて「ヒトへの感染リスクは低いと考えられるが、ウイルスは変異するため引き続き警戒が必要だ」との見解を明らかにした。

 WHOは「ヒトへのあらゆる感染の可能性を懸念しており、状況を注意深く監視している」とも強調した。

 WHOによると、今回はほとんどの国で「H5N6型」と「H5N8型」のウイルスによる感染を確認。過去の例から野鳥が媒介して伝わり、家禽に広がったとみられるとした。また、両タイプでヒトへの感染はH5N6型が中国で報告されているだけだと指摘した。(共同)