Tuesday, May 01, 2018 10:25 AM

ローカル・モーターズ、ロボット工学企業と提携

 3Dプリントの電気自動車(EV)製造で知られるローカル・モーターズ(アリゾナ州)は、自動運転のシャトル(送迎)バス「オリー(Olli)」の商業化を進めるため、ロボット工学企業ロボティック・リサーチ(メリーランド州)と提携した。

 ローカル・モーターズのプレスリリースによると、ロボティック・リサーチは軍用の自動運転車に関する知識が豊富で、オリー向けに独自開発の「オートドライブ」キットを供給する。ローカル・モーターズの親会社LMインダストリーズの創設者ジェイ・ロジャースCEOは「われわれの使命を信じ、共同開発に豊富な知識をもたらすロボティクス・リサーチのようなパートナーの参加を得ることで、最高の機能を持ち、安全で、信頼性の高い商品を迅速に市場に出せる」と語った。

 ローカル・モーターズは2016年、長さ3.92メートル、幅2.05メートル、高さ2.5メートルの8人乗り自動運転車オリーを発表した。オリーは電動ドライブトレインを搭載し、航続距離40マイル、最高時速25マイルで、360度検知可能なライダーを備え、現在は試験走行中。

 同社は商業展開に向けていくつかの技術系企業と提携しており、搭乗者と車のインターフェイスを開発したIBMの人工知能(AI)開発部門ワトソンとも協力している。

http://supplierinsight.ihsmarkit.com/news/5244803/local-motors-partners-with-robotic-research-for-driverless-vehicles