Tuesday, July 24, 2018 11:09 AM
パーデュー大学、自動運転研究センター設立へ
パーデュー大学(インディアナ州)は、自動運転技術に関するさまざまな課題を研究するイノベーション・センター「Innovation Hub for Connected and Autonomous Transportation」を設立する。
地元紙インディアナポリス・ビジネス・ジャーナル(IBJ)によると、新しいセンターは、パーデュー大学のSTEM(科学・技術・工学・数学)学部生や大学院レベルの研究者および教員向けの複合施設ディスカバリー・パークの一部になる。
研究の多くはインディアナ州交通局を含む政府機関や民間企業との提携で実施し、人工知能(AI)を含む自動運転、サイバーセキュリティ、公共政策などに関する課題を扱う予定。パーデュー大学のダーシー・ブロック教授(土木工学)は「自動運転車につながる技術的進歩は非常に急速に、多分1、2年以内に起きる可能性がある。大学の役割はそうした早期の進展を評価することで、われわれはこの研究で独自の評価を行うことができる」と話している。
自動車はインディアナ州の重要な業界の1つで、州経済開発公社(IEDC)によると、インディアナの自動車業界による州内総生産(GDP)はミシガンに次いで全米2位。このため、州内の優秀な大学を通して自動車業界の主要トレンドを研究することは自然な流れといえる。
パーデュー大学は、州内および国内のパートナーと協力して自動運転車の研究、試験、評価、実用を先導する計画で、ディスカバリー・パークはこうした取り組みを監督し、総合的な、先進エンジニアリング、データ科学、経済的、社会科学的な問題解決力と解決方法を提供していく。
【https://www.ibj.com/articles/69638-purdue-to-lead-innovation-hub-focused-on-autonomous-vehicles】