Tuesday, August 21, 2018 10:22 AM

ZF、ADASや自動運転を支えるカメラ製品発表

 独ZFフリードリヒスハーフェンの車両安全用電子部品部門ZFマーシャル(イリノイ州)は、先進運転支援システム(ADAS)や高度な自動運転機能をサポートするカメラ製品シリーズ「ZF S-Cam4」を発表した。

 グリーンカー・コングレスによると、シリーズには、欧州の新車安全性能評価機関ユーロNCAPが実施する歩行者や自転車に反応する自動緊急ブレーキ(AEB)などの最新テストへの対応を支援する単眼カメラ「S-Cam4」のほか、高度な半自動走行機能を支える3種類のレンズを搭載した上位機種「TriCam4」がある。

 TriCam4は、単眼カメラに長距離検知機能を高める望遠カメラと、近距離検知機能を高める広角魚眼レンズが加えられている。

 ZFは、国際自動車メーカー十数社に正面用カメラを含む高度なADASセンサー技術を供給し、安全性の強化や部分的および完全自動運転機能の基盤構築に貢献している。同社はパートナーとともに、国際規制や消費者安全評価基準を満たしつつ、顧客の仕様に沿って設計・試験された先進カメラ、レーダー、ライダー技術のデザイン、開発、提供に取り組んでいる。

http://www.greencarcongress.com/2018/08/20180814-zf.html