Tuesday, October 30, 2018 10:07 AM

ヌーブとEDFグループ、欧州向けV2G事業で提携

 サンディエゴ拠点の新興企業ヌーブ(Nuvve)と欧州拠点のEDFグループは先日、EDFグループの電気自動車(EV)向けスマート充電構想の一環として、ヌーブが持つV2G(vehicle-to-grid)技術を活用することで戦略提携した。

 リニューアブル・エナジー・ワールドによると、ヌーブはEV充電を含む包括的で柔軟性あるエネルギー・ソリューションの集約と活用に関する技術を専門とする。太陽光や風力といった再生可能エネルギー由来電力をEV充電設備網に組み込むことで、EV所有費用の抑制も狙っている。

 EDFはヌーブの技術とその事業方針を高評価し、提携を決めた。

 両社は提携を通じて、EVとV2Gソリューション群を欧州向けに共同開発する合弁事業を立ち上げる。欧州各国が進める低炭素社会構想を支援し、電力の新しい応用法を進化させ、EVと送電網の統合時代にいち早く対応したい考えだ。

https://www.renewableenergyworld.com/articles/2018/10/new-partnership-explores-v2g-solutions-for-europe.html