Thursday, November 08, 2018 9:43 AM
プロティーン、リナマーと提携〜インホイールモーター製造で
インホイールモーターによる電動システム開発のプロティーン・エレクトリック(Protean Electric、ミシガン州)は、 車輪の内部にモーターを組み込む「プロティーンドライブ」システムの世界的な製造パートナーとして、カナダの製造大手リナマー・コーポレーション(Linamar Corporation)を選んだ。
インホイールモーターはハブモーターとも呼ばれ、電気自動車(EV)などの駆動輪の近くまたはハブ内に設置する電気モーター。従来のEVはエンジン車のエンジンと置き換えるような形で駆動モーターを1カ所に搭載していたが、インホイールモーター方式では駆動輪の数だけモーターを配置し、タイヤを直接駆動する。
グリーン・カー・コングレスによると、プロティーンとリナマーの契約は「プロティーンドライブ」モデル全体が対象ので、リナマーは北米メーカーの世界展開であらゆる乗用車および商用車分野における市場参入を支援するため、製造能力を提供する。
プロティーンは、リナマーが既存の供給チェーン、製造施設、顧客との関係を通して「プロティーンドライブ」の製造および販売ができるよう、商品ライフサイクル全体で技術および商品検証ノウハウを提供する。
既存のモーター「Pd18」モデルは、技術特許を取得したスケーラブルなサブモーター構造によって、18インチのホイールリム内部に搭載が可能。Cセグメントから小型商用車のハイブリッド車(HV)やEVに必要な動力やトルクを提供する。
【https://www.greencarcongress.com/2018/11/20181102-linamar.html】