Monday, March 04, 2019 9:05 AM
マグナ売上高は405億ドルで過去最高
マグナの18年度純利益は、前年比4.5%増の22億9000万ドル、売上高は11.6%増の405億ドルで過去最高になった。
マグナは、18年、前年度と比較して、すべての事業部門で売上増を計上した。電力・ビジョン部門売上高は5.9%増の123億ドル、ボディ外装&構造部門は5.5%増の、175億ドル、シーティングシステム部門は6.2%増の55億ドル、自動車車両組立部門は、最も高い70%増、60億ドルを達成した。車両組立子会社、マグナStyerは、EVのSUVジャガーI-PACEとBMW Z4ロードスターをオーストリアのグラーツ工場で生産開始した。
マグナは、固定資産に16.5億ドルを投資した。また、ライドシェアリング会社Lyftに2億2000万ドルを投資した。
マグナは、買収および提携を通じて中核事業の強化を続けた。イタリア自動車用照明OLSA、スペインの座席事業VIZA Geca、モーション制御ソフトウェアのスペシャリストHaptronicを相次いで買収した。
中国では、いくつかの戦略的ジョイントベンチャー(合弁)を結んだ。BJEVとは、EVで2つの合弁会社を設立した。BHAPとも、ドアモジュール及び複合リフトゲート用のGACコンポジットを製造する合弁事業を設立した。また、ハノンシステムへ液体圧力とコントロール事業を売却し、事業再編も図っている。
19年の事業別予想では、ボディ外装&構造部門の売上高は112〜118億ドル、パワー&ビジョンは168ー176億ドル、座席システムは58〜62億ドル、車両組立は69〜73億ドルを見込んでいる。