Tuesday, March 12, 2019 10:31 AM
トムトム、欧州で「日産リーフ」にナビ機能供給
オランダのデジタル地図および位置情報サービス大手トムトム(TomTom)は、欧州で電気自動車(EV)「日産リーフ」にナビゲーション関連技術を供給する。
新型リーフには機能を拡大した日産の車載インフォテインメント・システム「日産コネクト」最新版が搭載され、トムトムはこのシステムに「TomTom Maps」や「TomTom Traffic」、「Online Search」を供給する。
トムトム・オートモーティブのアントワイン・ソーシヤー・マネジング・ディレクターは「当社製品の素晴らしいところは、トムトムのナビゲーション・コンポーネントが市販されており、自動車メーカーの個別化可能なインフォテインメント・システムに簡単に統合できるという点」と話している。
トムトムは、デジタル地図、ナビゲーション・ソフトウェア、道路情報などのオンライン・サービスを自動車業界に提供しており、「TomTom Traffic」は正確なリアルタイムの交通情報をドライバーに提供して移動時間の短縮を助け、「Online Search」は興味を引く場所(POI)の所在地、業種などを検索できる。
最新版の日産コネクトは、欧州の「リーフ」オーナーに切れ目のない通信機能を提供し、ドライバーは自宅やオフィスを出る前に「TomTom Traffic」のナビゲーションを使って道順を計画できるほか、トムトムのナビゲーション・アプリを使って目的地の情報を車に送信することもできる。「リーフ」は18年に欧州で最も売れたEVブランドの1つで、販売台数は4万台を超えている。