Thursday, March 28, 2019 9:12 AM

プロテラ、電動バスの安全性テスト終了

 カリフォルニア州の電動バスメーカー、プロテラ(Proterra)は、ペンシルベニア州のアルトゥーナ・バス調査試験センター(Altoona Bus Research and Testing Center)で、全長35フィートの電動バス「キャタリストE2(Catalyst E2)」の安全性、構造強度、歪みに関する試験を成功のうちに終了した。

 グリーン・カー・コングレスによると、「キャタリストE2」は、同センターで試験を受けた35フィート・バスでは最大の電力量440キロワット時(kWh)のバッテリーを搭載している。Catalystは特定の目的のために設計されたバスで、バッテリーは床下と客室の外側に配置するほか、屋根に追加バッテリーを搭載することもできる。これで重心を低くし、多くのエネルギーを搭載できる。

 エネルギー効率はこのクラスで最も良いため、ほぼすべてのバス路線の1日の走行距離を1回の充電でカバーできる。

 プロテラは、アルトゥーナでどのメーカーよりも多くのバッテリー式車両を試験しており、ここで電動バスのテストを終了した最初の電動バスメーカーでもある。同社はこれまでに電動バス「キャタリストE2マックス(Catalyst E2 Max)」で、充電1回の走行距離で世界最高記録を出している。

https://www.greencarcongress.com/2019/03/20190322-proterra.html