Friday, April 12, 2019 9:33 AM

トヨタ紡織、米新工場でシートシステム生産

 トヨタ紡織は、シートシステム生産に向けて、アラバマ州の新工場に5000万ドルを投資する。

 新工場はBreeding North Industrial Parkにある42エーカーの敷地内に、5月から建設開始される。30マイル離れたトヨタとマツダのハンツビル組立工場に供給される。フル生産に達すると400人が雇用される。

 一方、20年12月に、同社富士裾野工場で車用座席の生産を終了することを決定した。また、それに先立って20年8月に、子会社のTBソーテック関東が運営する工場での富士裾野工場向けシートカバーやドアの部品を生産停止する。

 トヨタ紡織はテネシー、イリノイ、インディアナ、ミシシッピ、サウスカロライナ、ケンタッキーの各州で工場を展開している。

 昨年、トヨタとマツダは、ジョイントベンチャー、マツダトヨタマニュファクチャリングUSA(MTMUS)を設立した。