Monday, July 01, 2019 10:11 AM

トヨタ、インドネシアでEV推進〜4年間で20億ドル投資へ

 トヨタ自動車がインドネシアでEV開発を進める。今後4年間で20億ドルを投資する計画であることが分かった。同国の海自担当調整省が明らかにした。

 ロイター通信によると、同省の声明で、2019〜23年に投資を28兆3000億ルピア(20億ドル)に増やすというトヨタの豊田章男社長の言葉が引用された。

 トヨタは今月、世界新車販売台数の半分をEVやハイブリッド車(HV)などの電動車にする目標時期について、従来より5年ほど早い25年に変更し、中国のバッテリーメーカー寧徳時代新能源科技(CATL)と提携すると発表している。

 インドネシアとの合意は、大阪で豊田社長とルフット・パンジャイタン海事担当調整相が交わした。豊田氏は声明で「インドネシア政府はすでに電動車推進計画を持っており、トヨタはインドネシアをEVの主な投資先と考えている」と述べた。