Friday, August 30, 2019 10:13 AM

クーパースタンダード、グローバルな商品調達へ

 米樹脂部品メーカー、クーパースタンダード(Jeffrey S. Edwards, chairman and CEO、ミシガン州ノバイ)はグローバルな商品調達体制へ移行することを明らかにした。Susan Kampe上級副社長が、最高情報、調達責任者となり、同社の購買組織(年間予算20億ドル)を率いる。

 クーパースタンダードは調達する原材料、商品、部品など34品目を四つのグループープラスチック、ゴム、金属、他のすべての品目ーに分け、調達を管理する。グローバル機能を活用した調達最適化により、クーパーは、全体コストを削減していく。

 同社はウェザーストリップなどのシーリング、燃料やブレーキフルードのホースを手掛けている。売上高の日系自動車メーカー比率は5%以下だが、20年代後半には2倍に増やしたい考えだ。西川ゴム工業やイノアックコーポレーションと協業している。

 Cooper Tire(クーパータイヤ)が前身で、2004年に分離した。売上高は約40億ドル。シーリング事業は世界シェア20%で1位。コンチネンタルに、防振部品事業売却で合意している。