Friday, September 20, 2019 9:33 AM

トヨタ、ブラジルで新型車生産、10億ブラジルレアル投資

 トヨタのブラジル子会社、Toyota do Brasil Ltda.(TDB、ラファエル・チャン社長)は、2021年からの新型車生産に向け、サンパウロ州にあるソロカバ工場へ10億ブラジルレアル(約270億円)を投資し、300名を新規雇用する。

 トヨタは海外生産の先駆けとして1958年、ブラジルに生産事業体であるTDBを設立した。1959年から2001年まで約40年間で、10万台以上の「バンデランテ(ランドクルーザーFJ25Lのブラジル仕様車)」を生産・販売した。

 1998年にインダイアツーバ工場を立ち上げ「カローラ」を生産、2016年には中南米初のエンジン工場としてポルトフェリス工場を立ち上げた。ソロカバ工場は2012年に稼働を開始、「エティオス」「ヤリス」を生産。年間10.8万台の生産能力を有し、累計で66万5千台以上を生産している。