Thursday, November 21, 2019 8:54 AM

ヴィオニア、AV開発の企業連合に参加

 スウェーデンの車載エレクトロニクス大手ヴィオニア(Veoneer)は19日、自動運転システム開発の企業連合オートノマス・ビークル・コンピューティング・コンソーシアム(AVCC)に加盟したことを明らかにした。

 ヴィオニアは、先進運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)の技術開発を専門とする。AVCCに加盟することでADASとAD、そして自動運転車(AV)の開発を加速させたい考えだ。

 PRニューズワイヤーによると、ヴィオニアは、人間を中心に据えた「ヒューマン・セントリック・アプローチ(HCA)」の考え方で自動運転システムを開発する上で、AV開発を主導する世界的大手らとの戦略提携を積極的に模索している。

 同社は、状況や必要に応じて完全自動運転を手動運転に安全に切り替えるソフトウェアの移行性(または互換性)を可能にする高性能の標準化電算プラットフォームの開発が今後のAV開発のカギとなると考えている。

 AVCCは、AV開発の業界体系を構築するため、AVの概念電算プラットフォーム設計やハードウェア、ソフトウェアAPI(application programming interface)を開発することを目的に掲げている。加盟企業には、英アームや独ボッシュ、独コンチネンタル、日本のデンソー、米GM、米エヌビディア(NVIDIA)、オランダのNXPセミコンダクターズ、日本のルネサス、トヨタが含まれる。

https://www.prnewswire.com/news-releases/veoneer-joins-autonomous-vehicle-computing-consortium-to-accelerate-development-of-autonomous-vehicles-300960690.html