Thursday, December 19, 2019 9:06 AM

コンチネンタル、接触センサーを新開発

 独コンチネンタルは、1月にラスベガスで開催される先進技術見本市「CES 2020」で新しい小型センサー「コンタクト・センサー・システム(CoSSy)」を展示し、自動駐車の安全性向上などに活用できることを実証する。

 同社のプレスリリースによると、CoSSYは、車と人、物体が衝突する可能性を音声信号で検知し、車をすぐに停止させることができる。このシステムは車両の各部に2〜12個のセンサーを搭載し、他のタイプの短距離検知センサーでは検知できない物体も識別する。

 CoSSYは、破壊行為の回避といった他の用途にも活用できる。駐車している車がいたずらで引っかかれたり、低速でぶつけられた場合、その衝撃が検出できるという。センサーは▽状況を撮影するためカメラを起動させる▽アラームを鳴らして他のドライバーに接触を知らせる▽互換性のあるスマートフォンに情報を送信する…といったこともできる。

 CoSSYはまた、レンタカー会社が車両返却時に車の損傷の有無を簡単に確認することも可能にする。

https://www.continental.com/en/press/press-releases/sensitive-sensing-204372