Thursday, June 11, 2020 10:22 AM

エインライド、スマート陸送プラットフォーム提供

 自動運転の電動トラック開発に取り組むスウェーデンの新興企業エインライド(Einride)はこのほど、新しい高度な貨物陸送プラットフォームを市場投入した。

 ベンチャービート誌によると、過去3〜4カ月にわたって試験運用された同プラットフォームは、スマート経路特定と配送計画、排ガスに関する洞察を発送主と運転手らに提供する。

 同社はもともと、トラッキング(トラックによる運送サービス)業界向けの自律走行電気トラックの技術開発に力を入れているが、貨物陸送サービスを効率化するプラットフォームを提供することで、無人トラックが普及するまでの収入源を創出するために同プラットフォームを立ち上げた。

 同プラットフォームを採用する運送トラックは無人ではないが、同社のサービスに対応するトラックは、エインライドが開発したスマート・テレマティクス・ハードウェアによって、積み荷に関する詳細データのほか、運送量や臨機応変な陸送経路最適化、需要予想、輸送距離、燃費、排ガス量といった各種のデータを視覚化できるようにする。

https://venturebeat.com/2020/06/03/einride-launches-freight-mobility-platform-for-planning-and-emissions-insights/