Wednesday, July 01, 2020 10:25 AM
ブラックベリーQNX、世界の1億7500万台超で採用
カナダのセキュリティー・ソフトウェア開発大手ブラックベリー(BlackBerry)は、同社の車載ソフト「QNX」製品群の採用実績が世界で1億7500万台を超えたと発表した。19年6月の1億5000万台突破からほぼ1年で2500万台増えたという。
同社のプレスリリースによると、QNXはアウディ、BMW、フォード、GM、ホンダ、現代自動車、起亜、ジャガー・ランドローバー、マセラティ、メルセデスベンツ、ポルシェ、トヨタ、フォルクスワーゲン(VW)といった自動車大手が車に組み込んでいる高度な運転支援、デジタルインストルメントクラスター、接続モジュール、ハンズフリー、インフォテインメント・システムに使われている。
ジョン・チェンCEOは「QNX技術を搭載した車の数は過去5年間に6000万台からほぼ3倍に増えた。これは主要なメーカーとそのティア1サプライヤーが、次世代車両向けに安全で安心できるソフトウェアを提供するブラックベリーの能力を信頼し続けている証拠だ」と話している。
https://www.blackberry.com/us/en/company/newsroom/press-releases/2020/blackberry-qnx-software-now-embedded-in-more-than-175-million-vehicles