Tuesday, September 29, 2020 10:23 AM

テスラの電動ピックアップ、生産台数は年間25万-30万台

 電気自動車(EV)メーカーのテスラが2021年に生産を開始する同社初の電動ピックアップ・トラック「サイバートラック」の生産量は、年間25万〜30万台になる可能性が高い。

 オートモーティブ・ニュースによると、イーロン・マスクCEOは22日に開催したテスラのイベント「バッテリー・デイ」で初めて「サイバートラック」の生産量の見通しに触れ「恐らく年間25万〜30万台以上の余地があり、それ以上になるかもしれない」と語った。の生産はテキサス州オースティン郊外に建設中の新工場で行う。

 マスク氏はまた、返金可能な100ドルの前金という形で「50万台を大きく超える」予約注文が入っていることも明らかにし「とにかく多いので数えるのをやめた」という。

 ただし、マスク氏が口にした生産台数をテスラがすべて販売したとしても、大手メーカーのトラック販売には遠く及ばない。業界トップのフォードは19年に89万6000台以上の「Fシリーズ」を、2位のFCAは63万3000台以上の「ラム」を販売している。

 「サイバートラック」は、フォードの「F250スーパーデューティ」といったモデルと同じ中型ピックアップに分類される可能性が「非常に高い」といわれてきたが、マスク氏によると海外用には小さ目のバージョンを作る可能性が高い。

https://www.autonews.com/manufacturing/tesla-make-250000-300000-cybertrucks-year-musk-says