Thursday, November 19, 2020 9:00 AM
ウォルマートとクルーズ、AZ州でAVによる商品配達試験へ
小売大手のウォルマートはこのほど、ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転技術開発部門クルーズと提携してアリゾナ州スコッツデイルで自動運転車(AV)による商品配達サービスを2021年初めからテストすると発表した。
ウォルマートによると、消費者は地元のウォルマート店舗に商品を注文し、クルーズの電動AV1台を通じて注文品を非接触で受け取れるようになる。車は自動で走行するが、安全確保のため常に人間のオペレーターが運転席に座る。
ウォルマートはこれまでも、AV技術の開発企業と協力して先進車両を配達サービスに活用できるかどうか実験を行なっている。提携企業にはアルファベットのAV開発部門ウェイモ、ユーデルブ(Udelv)、ガティックAI(Gatik AI)、ニューロ(Nuro)、フォードと料理宅配のポストメイツなどがある。
クルーズは16年初めにGMに買収されて以降、GMのAV開発を主導しており、AVの最初の実用例として相乗りサービスの提供を目指しているが、20年4月にはサンフランシスコのフードバンク2カ所の配達を支援するため、何台かのAVを提供している。
https://corporate.walmart.com/newsroom/2020/11/10/walmart-teams-up-with-cruise-to-pilot-all-electric-self-driving-delivery-powered-by-100-renewable-energy