Thursday, July 22, 2021 10:34 AM
GM、最低3種の電動ピックアップ追加へ
ゼネラル・モーターズ(GM)はこのほど、電動トラック戦略は多面的に展開し、今後少なくとも3つの大型モデルを販売する予定であることを明らかにした。
情報ウェブサイトのテスララティによると、GMは、2020年10月には電動SUVの「GMCハマーEV」、21年4月にはピックアップ・トラック「シボレー・シルバラード」の電動版の発売を発表。ハマーは21年内に引き渡し開始の予定となっている。
3つ目のモデルは未発表だが、GMC部門のダンカン・アルフレッド国際責任者は19日のデジタル・メディア・イベントで、新しいピックアップの計画は「かなり進んでいる」と述べた。氏の言葉からはこの新しいピックアップが「GMCシエラ」の電動バージョンである可能性がうかがわれ、シートで覆われた車の概観からは、伝統的なピックアップのデザインであることも分かった。
新しい完全電動フルサイズ・ピックアップは、EVと自動運転車(AV)分野に対するGMの270億ドルの投資の一部となる。同社は25年までに世界で30のEVモデルを発売し、それまでに世界で年間100万台以上のEVを販売して、35年までにはすべての乗用車を電動化する計画を進めている。
完全電動ピックアップ市場はまだ実現していないが、このセグメント向けに各社が発表した車両は強い関心を集めている。テスラの電動ピックアップ「サイバートラック」の先行予約状況を追跡したいくつかの非公式調査によると、同車の予約数は100万台を超えたもようで、フォードも最近「F-150ライトニング」の予約が10万台を超えたと認めている。
いずれも予約は1台当たり100ドルの手付金の価値しかないが、電動トラックに対する消費者の関心がかなり高いことを示している。
https://www.teslarati.com/gm-new-electric-pickup-gmc-sierra-ev/