Thursday, August 05, 2021 10:35 AM
コンチネンタル、車載用コンピューター受注59億ドル
ドイツの自動車部品大手コンチネンタルは、車のコクピット、データ管理と通信、運転の安全性とダイナミクス、および自動運転用の高性能コンピューターの受注額が約50億ユーロ(約59億ドル)に達したと発表した。
コンチネンタルは、安全運転やエンタテインメント機能を可能にするハードウェアやソフトウェア・プラットフォームを作るため「コンチネンタル・オートモーティブ・エッジ・プラットフォーム」を使って次世代の車載コンピューター開発に取り組んでおり、2021年と22年だけで20を超える車両モデル向けに領域特化型高性能コンピューターの量産を見込んでいる。
アーキテクチャー&ソフトウェア担当のミヒャエル・ヒュルゼビーズ上席副社長は「車両用電子機器における分散型電気制御ユニットからサーバーベースのアーキテクチャーへの展開には、技術的な進化以上のものが関係してくる。私たちは今、製品、作業、開発プロセス、およびビジネスモデルの包括的な変革の真っただ中にある。このため、コンチネンタル・オートモーティブ・エッジ・プラットフォームで車の機能やサービスとクラウドや統合的な開発環境の一貫性のある接続に重点を置いており、パートナーや顧客と協力して、クロス・ドメインの高性能コンピューティング基盤も構築している」と話している。
https://www.continental.com/en/press/press-releases/20210728-cross-domain-hpc/