Wednesday, November 03, 2021 10:13 AM

ステランティスが早期退職制度、EVへの移行加速

 ステランティスは、EV化に対応するため、米国で年金受給資格のある従業員を対象に早期退職制度を導入する。ロイターが報じた。

 55歳以上で勤続30年以上の従業員と、58歳以上で勤続10年以上の従業員が対象。同社は「(EV)移行を支え、ビジネス上の優先課題を新しい一連の重要なスキルと投資機会に合わせるために、ステランティス北米は早期退職制度を導入する」と表明した。

 CNBCによると、制度導入の狙いはEVに対応した技術や知識を持った人材の獲得などにあるという。

 ステランティスは、韓国のLGエナジー、サムスンSDIと共同で北米に工場を建設し、EV用バッテリーを北米市場向けに共同生産する計画を明らかにしている。