Wednesday, November 24, 2021 9:20 AM

テスラ、テキサス新工場に10億ドル超投資

 テスラが、テキサス州オースティンで建設中の新工場に10億ドルを超える投資を行うことが州当局に同社が提出した文書で分かった。

 ロイター通信によると、テスラは、州認可規制局(TDLR)に文書を提出し、建設中の工場には組み立て、塗装、鋳造、プレス、板金の5つの施設があり、総床面積は約430万平方フィート(約400平方メートル)、総工費は10億6000万ドルと説明した。

 2020年夏に始まった建設工事は、21年12月31日までに終了する予定。

 テスラのイーロン・マスクCEOはこれまでに、中型SUV「モデルY」の限定生産を年内に開始し、22年に大量生産に移る計画を表明している。

 オースティンの東部、空港に近い場所に建設する新工場に対してテスラが受ける地方税の優遇措置は6500万ドル近いと推定される。同社は新工場によって地域に約1万人の雇用が生まれ、その多くは低技能職になると話している。

 テスラはまた、本社機能をカリフォルニアからオースティンに移すと表明している。