Thursday, February 10, 2022 9:15 AM

ライトニング、中型トラックの電動化でGMと提携

 電動商用車の製造大手ライトニング・イーモーターズ(Lightning eMotors、コロラド州)は、クラス3〜6の完全電動商用車を提供するため、GMが認定する初の特殊車両メーカー(SVM)となることに合意した。

 グリーンカー・コングレスによると、合意に基づき、ライトニングはGMが提供する人気の中型トラック・プラットフォーム(車台)に電動パワートレインを統合する。このプラットフォームは、スクールバス、シャトルバス、配達用トラック、作業用トラックといったいくつかの用途に使用できる。

 商用車部門のGMフリートはさまざまなプラットフォームを提供しており、これらは認定SVMが幅広い業界や用途向けに車両を装備できるよう設計されている。

 ライトニングは、作業用トラック、スクールバス、救急車といった中型の特殊車両で量産可能かつ費用対効果の高い電動化を実現する柔軟な製造手法を開発している。これらの車両を電動化することで、運用コストの大幅な節約、性能の向上、ゼロエミッションが可能になる。同社はコロラド州ラブランドの製造施設でGM製プラットフォームにパワートレインを搭載し、完成したシャーシを商用車メーカーに出荷する。