Wednesday, May 11, 2022 7:02 AM

テスラ、米国で13万台リコール〜無線によるソフトウエアの更新で、対応

 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は10日、テスラが米国内でおよそ13万台をリコールすることを明らかにした。ロイターが報じた。

 車両内の中央のタッチスクリーンディスプレーが過熱により正常に動作しなくなる恐れがあるためとしている。

 リコールの対象は2021、22年に製造された「S」「X」、および22年製造の「3」「Y」。NHTSAによると、テスラは問題を解決するため、無線によるソフトウエアの更新を実施するとし、通常のリコールより、少ないコストで済む見通しだ。

 NHTSAによると、CPU(中央演算処理装置)の温度が上昇し、リアカメラの映像や警告灯などが表示されなくなる可能性がある。