Friday, May 13, 2022 7:15 AM

日本精工とティッセンクルップ、ステアリング事業の協業で、基本合意

 ベアリング首位の日本精工(NSK)とティッセンクルップ(thyssenkrupp AG、ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州エッセン市、Martina Merz CEO)は、ステアリング事業の合弁会社設立で基本合意したと、発表した。

 両社の事業を合わせることで、世界市場での自動車メーカーとの交渉力を高める。22年中の契約締結を探っていく。

 電動パワーステアリング(EPS)は、ハンドル操作を電動で補助して軽い力での操作を可能にし、ほとんどの自動車に使われている。

 ティッセンクルップの自動車部門は、ステアリング、ダンパーシステム、アクスルシステムまで広く、売上も7000億円規模に達している。