Wednesday, July 06, 2022 6:49 AM
ウィージョーとフォード、つながる車のデータを保険に活用
英国のコネクテッドカー情報会社ウィージョー・グループ(Wejo Group)は、欧州でフォードと提携し、フォードの個人用コネクテッドカーの生成データにアクセスする。
ウィージョーのプレスリリースによると、車のデータは、エンド・ツー・エンドの自動車保険を提供する保険会社がドライバーの運転行動を深く理解するために利用する。
この場合ウィージョーは、フォードのエンド・ツー・エンド・データ利用同意手続きを通じて、保険会社が位置情報、速度、走行距離といった個人の車両データにアクセスするための同意を車の所有者から取り付ける。同意が得られた時点で、フォードは運転行動の分析および深い理解のためにデータを公開する。つながる車のデータは、個人用に利用ベース保険(UBI)を設定するため保険会社に提供される。
ウィージョーの創設者でCEOのリチャード・バーロウ氏は「保険会社に実用的なデータの深い理解を提供することは、当社が新しい市場に進出し、自動車メーカーや保険会社が新しい方法でつながる車のデータを恒久的に収益化できるというもう一つの証拠だ。われわれは今後も、フォードのような自動車メーカーなどと協力し、つながる車のデータのあらゆる用途を探っていく」と話している。
https://www.wejo.com/resources/ford-leverage-connected-vehicle-data-across-europe-to-enable-insurance