Thursday, July 28, 2022 7:17 AM

EVリビアン、コスト最適化に向け従業員6%削減へ

 アマゾンやフォードが出資する新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(Rivian Automotive、カリフォルニア州)は、マクロ経済環境が厳しくなる中でコストを最適化するため、6%の人員削減を実施すると発表した。

 ロイター通信によると、RJ・スカリンジCEOは従業員に送った電子メールで、イリノイ州ノーマルで製造業務に関わる従業員は削減対象にはならないと伝えた。

 リビアンは今後18カ月間、電動ピックアップ・トラック「R1T」と「EDV(electric delivery van)」と呼ぶ電動配送車の生産を強化に力を入れ、電動クロスオーバー「R2」や将来のプラットフォームの開発・発売を加速させる。

 スカリンジ氏はメールの中で、同社は財務的に好ましい位置にあるものの「当社の潜在能力を完全に実現するには、戦略が持続的成長を支え、収益性を高める必要があ」と説明した。

 リビアンは、2021年12月31日時点の従業員数は世界で1万人以上、22年1〜3月期末時点の手元資金は160億ドルと公表している。