Tuesday, September 20, 2022 6:57 AM

スマートアイとオムニビジョン、車載センシング技術で協力

 スウェーデンの自動車インテリアセンシング大手スマート・アイ(Smart Eye)と先進デジタル画像処理技術の大手オムニビジョン(Omnivision、カリフォルニア州)は、精度の高い次世代車載インテリアセンシング・ソリューションを共同開発した。

 スマート・アイのプレスリリースによると、このソリューションは、スマート・アイの車内センシングAI用アルゴリズムと、オムニビジョンの車内および乗員監視システム用次世代グローバルシャッターセンサー「RGB-IR BSI」を使っており、このほどベルギーで開かれた先進運転支援システム(ADAS)および自動運転車(AV)の技術見本市「オートセンス・ブリュッセル」で実演を行った。

 スマート・アイのデトレフ・ビルケ副社長(自動車ソリューション担当)は「車内センシングには、複雑な環境下で高い性能を発揮するセンサーが必要になる。次世代の車がより高水準の自律性を実現するのに伴い、これらの先進技術によって実現される革新的な車内センシング機能は自動車メーカーからの高い需要が見込まれる。オムニビジョンとの長年の提携により、当社は現在と将来の両方の業界ニーズに応えられる」と話している。

 スマート・アイは、ドライバー監視システム(DMS)と乗員監視システム(OMS)でドライバーや同乗者の状態や位置を検出できるようにする新技術に関してセンサー・照明大手amsオスラム(ams OSRAM)とも提携しているほか、高感度な「1-LEDドライバー・モニタリング・システム」の開発ではスイスの半導体大手STマイクロエレクトロニクスと提携している。

https://smarteye.se/news/smart-eye-and-omnivision-announce-next-generation-automotive-interior-sensing-solution-that-satisfies-gsr-and-euro-ncap-requirements/